中国で唯一映画関係の人材を専門に養成する大学
北京電影学院は、中国で唯一映画関係の人材を専門に養成する大学。1950年に設立された中央電影局表演芸術研究所がもとになっており、1956年に組織編成が行われ現在の名称となった。2006年には高倉健が客員教授に就任した。また、外国人としては初めて日本人の前田千恵が本科生として2000年に入学をしている大学でもある。
北京電影学院キャンパスでは撮影らしきことをやっていた。男女が歩いてきて、男が携帯で話し始める。女は携帯を取り上げ道路に叩きつける。そして二人は見つめあい、笑いながら肩を組んで歩きだす。結構笑える撮影シーンだった。監督と思われる人が一生懸命演技指導しているが、この女優、美人でもなければ演技も大根で困った感じだ。男は今時のチャラ男で、まあ二人はお似合いといえばそうかもしれない。こういうんじゃなくて、なんかもっとスパイものとか、ロードムービーとか、スタジオでブルーバックでCG素材撮影とか、そういうのも見学したかったところだが、なにせ国慶節。学生もあまりいない・・・売店で北京電影学院のロゴが入っている脚本用ノートを買った。またいつか見学にこよう。