定期船に乗って行くセントーサ島の少し南に浮かぶ小さな島
本島の南に浮かぶ小島、セント・ジョンズ島(St.John’sIsland)とクス島(KusuIsland)。シンガポール内のビーチリゾートとして開発されているセントーサ島の少し南に浮かぶ小さな島ですが、行くためにはMarina地区のはずれにある、MarinaSouthPierから定期船に乗る必要がある。日曜日は2時間に1本、それ以外だと3~4時間に1本。MarinaSouthPierまでは最寄のMarinaBay駅からバスで行く。バスは20分以上後にくるとのこと。次を待っていては船に間に合わず2時間待たされることになるので、仕方なく歩いていくことに。
Marina地区は大規模開発が進行中で、MarinaBay駅の周りは建設現場しかない。タクシーに乗りたかったのですが、走っているのは大型ダンプカーのみ。MarinaSouthPierは予想以上に遠い。
それでも、受付の人はけっこうのんびり。小さな船ですが、日本の造船所で作られた船のよう。しかも、船内の案内(「客室」「お手洗い」等)も全部日本語のプレートが貼ってあって、もしかすると国内用に建造されたものを中古で譲り受けたのかも。船からは沖に停泊する船や、シンガポールのコンテナターミナルなどが間近に見えて、なかなかいい景色。
30分ほどでセント・ジョンズ島に到着。この島はクス島に比べて大きく、島全体が緑に覆われており、その中を歩くウォーキングコースもあり、自然を存分に楽しめる。キャンプ場や海洋系の研究所もあるが、にもかかわらず水を売っている店すらないのは少し痛い。島は30分程で一周してしまい、それ以上やることがなくなったのだが、次の船は2時間後。仕方なく、浜辺(というほどきれいではないですが)で本を読んで過ごす。一緒に船を下りた外国人観光客と思しき人たちも、暇そうな顔をしてふらついていた。地元の人もかなりいましたが、彼らは釣りをしに来ていたよう。船を下りて2時間後、クス島を回って本島へ戻る船がやってきました。これが土曜日だったら、待ち時間は2時間では済まなかったわけで、日曜日で本当によかった。
セント・ジョンズ島の楽しみ方
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