バロック様式の建物やショッピング街として有名な街
台北から車で15分ぐらいのところ、台北・MRT双連駅から西へ歩くこと25分のところにあるディーフアチェ(迪化街)。ここは戦前の街並み残るエリア。そして乾物屋と漢方薬剤の問屋の街。問屋がずらっと並んだ迪化街。平日の午前10時過ぎという早い時刻に訪れたため、まだ人出もまばら。ここは大きく分けると食材・漢方・生地・台所道具のお店がある。
メインストリートにある「六安堂」は、1920年頃の建築だそう。バロック様式を取り入れた建物が続く。 街には車が右往左往している。案外、高級車が多かった。残念だったのはどんどん解体されたり空きテナントが多くなっている事。いつかはこういった街並みも見れなくなるのだろうか。少し寂しい気がする。歩道には屋台も沢山並んでいる。 ここには台湾の問屋の9割が集まっている問屋街があり、チャイナドレスをオーダーメイド出来るところもある。
生地エリアは男性の身長ぐらいまで商品が積み上げられている。値段は安いし、乾物好きな人にはたまらないエリア。 店先でおばあちゃん達が立ち話中。こういう光景や店構えの様子など、いかにも古くからのお店という雰囲気が漂っている。貝・海草・茸・筍など。魚介類の乾物のお店が多いので、一帯には独特の匂いがある。
ドライフルーツや花茶・フルーツ茶を扱ってるお店には、試食させてくれるところもある。台湾産マンゴーのドライフルーツは、他国産のそれと比べると少々お値段が高めだが、実が厚くて味が濃い。お茶の香り付けに入れる薔薇の花弁なども、日本の中国茶店の店頭価格の数分の一。
迪化街を北に向かって歩いていると、右手に古めかしい建物が見えてきます。これは古跡に指定されているお店だそう。指定されている4軒のうち1軒は外壁の修繕工事中だった。
迪化街の楽しみ方
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