とれたて海産物で料理をしてくれる海鮮レストラン
東港の名産はマグロ、カジキ、櫻花蝦である。市場内だといかにも観光客向けの店が多かったので駅に向かう途中の川沿いに並ぶ店の一つに入った。「深海神鈣水産」。
黒鮪美味しい鮪だ。赤身が良い鮪は美味しい。しかし、むらさきが違うので日本の刺身とは僅かに味が違ってしまう。次回は台湾醤油ではなく、良い醤油を持参して食べてみたい。青菜炒め、穂先が丸まっているのでゼンマイの様にも見えるが味は全然違う。台湾の野菜だろうか。煮干しの味が入っているのが日本人の味覚に近くて面白い。謎の炒め物、台湾人は珊瑚だと言うのだが、勿論違う。この海草はシャキシャキとした食感が特徴的でなかなか美味しい。色々面白い食材があるものだ。櫻花蝦炒飯、これぞ東港名物の代表格。ふわりと仕上げた淡泊な蛋炒飯の上に地元でできたばかりの櫻花蝦がドッサリ。この干し蝦という奴、天日で干されてアミノ酸がいっぱい。しかも産地で食べる物はパサパサしておらず、炒飯の油に馴染んで実に旨い。文句無しの逸品だった。サーモンのソテー、このメニューの組み立てで最後に脂のキツいサーモンは重かった。味は抜群だが、これ1枚で白飯3杯は必要だ。緑豆蒜のデザート、蒜と言ってもニンニクが入っているわけではなく、緑豆の開いた様子がニンニクに似ているから、この名が付いたらしい。これは墾丁の名物。店からのサービスだった。
深海神鈣水産のオススメメニュー
編集履歴・黒鮪青菜炒め
・櫻花蝦炒飯
・サーモンのソテー
・緑豆蒜のデザート