アオウミガメの飼育施設として生態などを展示している
澎湖島の南西に位置する小島「望安」。ここは、アオウミガメの保護区となっている。昔は台湾のほかの地域にも多く生息していたが、近年その数がめっきり少なくなるとともに、アオウミガメが散乱しやすい安全な場所である望安が保護区域に指定された。
「望安アオウミガメ観光保育センター」は、そんな台湾のアオウミガメの生態をわかりやすく展示紹介するとともに、その他の保護動物も同時に展示している。アオウミガメの剥製なども展示されている。建物はアオウミガメをイメージして設計された変わった外観。館内は、ロビー、海鳥紹介エリア、アオウミガメの展示エリア、南海のいきものたち紹介エリア、南海旅行エリア、亀と人間エリアの6つのエリアに分かれており、いろいろな動物たちについて学ぶことができるとともに、自然と動物の保護意識を学び高めるようになっている。
また、アオウミガメの産卵期(5-10月)の間は、夜8時から朝5時までは保護エリアが立ち入り禁止となるので注意したい。
望安アオウミガメ観光保育センターの楽しみ方
編集履歴・入場料は無料。
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