南山といえばNソウルタワー、そしてもう一つの名物は?
韓国人にとっての懐かしの味、“南山トンカス(トンカツ)”
「何で南山ではトンカツが有名なの?」と純粋な疑問が湧いてきますが、周囲の韓国人に聞いてみても、調べてみても、確かなところは不明です。
ですが、南山図書館やNソウルタワー展望台に行った後、南山トンカツを食べるというのが、韓国での定番のデートコースと呼ばれています。
南山循環バスでNソウルタワーから降りていくと、ふもとの付近左手にトンカツ屋さんが数件並んでいるのが見えます。
あちこち“元祖”と書かれた看板が沢山ありますが、本当の元祖がこちら“101番地南山トンカツ”だと言います。1992年から20年以上この地で変わらない味を提供しています。
1年前に韓国の有名バラエティー番組「無限挑戦」でも美味しいお店として紹介され話題になりました。
南山トンカツってどんな味?
今回入ったお店は元祖の101番地南山トンカツではなく、そのとなりのとなりにある“南山トンカツ”というお店。
店内は出来て間もないのか新しく清潔感があって安心してお食事できます。狭く見えますが100席以上もあるので団体でも大丈夫。メインメニューはもちろん南山王トンカツですが、他のお店と違ってチャンポンとトンカツのセットもあり中洋のフュージョン料理店です。
メインの南山王トンカツを頼みました。ワンプレートで出てきて、中央に大きなトンカツ、脇にピクルス、サラダ、ご飯がつきます。
日本のトンカツとはだいぶビジュアルが違いますが、外サクサク、中柔らかく、脂身が少なくて食べやすいです。ソースが甘めなのが特徴です。
サイドメニューとしてクリームスープも付いてきます。
立派なレストランで食べるものというよりは、トンカツもスープも家庭的な味がします。
何の変哲もないトンカツ、誰かにとって大事な思い出の味
南山トンカツが流行りだした十数年前・・・南山は韓国の男女にとって数少ないデートスポットだったのでしょう。
南山トンカツ自体は、特に変わったところのない家庭的なトンカツですが、韓国人にとっては思い出の味、初恋の味に近いものがあるのではないでしょうか?
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